京都府議会6月議会よりテレビ中継に手話通訳の同時中継導入決定!

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京都府議会のテレビ中継で6月度議会から手話通訳の同時中継が入ることが決まりました!
能勢まさひろ府議のご尽力のおかげです。ありがとうございます。

要約筆記は見送りになりましたが、これでコミュニケーション手段が手話という方々には非常に強力な話です。

わたしは手話はほとんどできないのですが、「ないよりはあった方がいい」と考えています。これをステップにして、次は字幕による要約筆記の導入実現を祈ります。

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写真は2016年3月16日に京都府議会の傍聴で能勢まさひろ府議の話を傍聴した時に控え室に挨拶に参った時の写真です。能勢まさひろ府議が総括質問をされるのを傍聴させていただきました。府議会ははじめてでしたが、能勢府議に質問のレジュメをいただき、助かりました。

乙訓地域と周辺地域の観光行政に関する取り組み、障害者福祉の話、向ヶ丘支援学校の建て替え、スマホしながらの自転車乗りの交通問題でした。

写真がないですが、藤山由紀子府議の質問も見事でした。

特に南部の農政の取り組みと健康管理と野菜摂取不足で全国ワースト3位という問題を取り上げていました。農業と健康問題は健康を害した経験と関わりがあるので無関心ではいられません。

この手話通訳の同時中継はテレビ中継に関して、わたしが「能勢まさひろ府議の話を拾うのが大変」と書いたのがきっかけで、能勢まさひろ府議との話で、要約筆記と手話通訳の同時中継を入れる話になりました。

ただし、今回は手話通訳のみ導入になりました。

これを肯定的に見るか、否定的に見るかはわかれるところですが、それ以前に難聴者自身が自ら地域に出て、「人と関われない」ことが大きな課題だと気づきます。

わたしみたいに積極的に人と関わろうとコミュニケーション技術を磨こうとせず、ただきこえないことを嘆いていたって始まりません。

一言で言えば、難聴者の場合、コミュニケーション面のハンデだけでなく、きこえないことから来る精神的な面での問題も大きいのですが、それを各人が他人の手を借りて解決しないと、始まらないでしょう。

実際にわたしが行っている難聴スピリチュアルライフコーチでも実際にセッションを受けつづけた人とそうでない人とではやはり圧倒的な違いがあります。

【参考】難聴スピリチュアルライフコーチ
http://thrive.gold-spirit.com/

能勢府議は地元の方で、口先だけではないことは長岡天満宮の夏祭りの設営や大晦日の甘酒接待、選挙では乙訓地域の事務局長として、常に先頭に立ってこられました。

私が2015年の地方統一選でのせ府議の選挙運動をお手伝いするなど、関わりがあったことから今回の話につながりました。

ただ、「要約筆記者は費用面で厳しい」と話されていました。

それに対して、わたしが「マシなものを選ぶのがいいと思います」と答えた結果、今回の手話通訳のみ先に導入となったと思います。

実は手話通訳はプロとしてもできる方が育っていること、既にテレビ中継で実績があるのに対して、要約筆記は十分に対応できるだけのスキルをもった人があまり育っていない現実があります。

日常会話はともかく、難解な用語の多い議会での話を入力するとなれば、無償奉仕ボランティアのレベルでは無理です。

手話の場合は発音を元に指文字でなんとか対応できますが、要約筆記はひらがなで済ませるわけにはいかいなんですね。

パソコンを使った要約筆記者はプロとしての能力が要求されますが、そういうスキルを持つ人は京都府下ではまだ少なく、長岡京市に至ってはほとんど育っていない厳しい現状があります。

10年くらい前に京都市でパソコンを使った要約筆記が試験的に行われたことがあり、私も同席していました。

当事者団体の理事たち、老人達が多くいましたが、「パソコンで映し出される文字は暖かみがなくて嫌だ、手書きがいい」「パソコンは画面を見るのが面倒」と完璧ではないと、ごねて、お流れになった経緯があります。

また、わたしが2011年3月まで難聴者団体の役員をつとめていた頃、年に2回、市への要望懇談会があり、パソコン要約筆記の充実、議会などでの字幕導入を提唱していたのですが、今回の話で初めてわかったのは府議や府議会へ難聴者団体からの要望が全くなかったそうです。

難聴者や聴覚障害者が内輪で「ああでもないこうでもない」狭い枠で議論している10年が過ぎて、わたしがさっさと話をしたら話が進んだわけで、府レベルでは話が進まないのは当然でしょう。

長らく難聴運動やろうあ運動が停滞していると言われますが、当事者が世間の理解をどうこう言う前に、個人のコミュニケーションの課題を人任せにしているようでは前に進まないでしょう。

ある程度、自腹を切って人の手を借りて解決しようとしない限り、前に進まないのは当然だと思います。

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    難聴・聴覚障害のコミュニケーションと心理状態について、日本でも数少ない当事者の専門家。専門家でも難しい「難聴である自身の自己肯定感の低さ」などメンタル問題を頑張らないで解決できる技法をコーチしています。日本各地からセッションを受けに来る方も多数。手話も学習中。

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